オステオパシーのカリスマ的人物、
哲人フルフォード博士の思想と診断・治療の世界!!
ロバート・フルフォードD.O.(1905~1997)
は、謎めいた男であったとしても、20世紀後半のオステオパシー界では重
要人物だった。カンザス・シティー・スクール・オブ・オステオパシー・
アンド・サージェリー(1941年期)で学んだ彼は、アンドリュー・テイラー
・スティルによって表わされたオステオパシー医学の原則を深く信じていた。
肝心な部分は、単に身体的な症状ではなく、身体的・精神的・霊的な「三
位一体」の人間の特質と、人間全体を診断・治療する重要性であった。
フルフォード博士の仕事は、スティルが哲人医師と呼んだこの理想を体現したものであった。
1940年代中頃、彼はウイリアム・ガーナー・サザーランドと共に頭蓋オス
テオパシーを研究し、クラニアル・アカデミーの終生のメンバーとなった(
一度会長を務めている)。
60年に及んだ仕事を通じて、彼は生命の基礎と構
造に関して広範囲に科学的・哲学的な概念を探求した。フィールド理論、
アーユルヴェーダ医学、生物磁気学、精神的なサトル・エネルギー医学、
水晶など、際限がなかった。
有益なものは何でも、自分が「21世紀の医学
」と名付けた仕事に統合しようとして、彼はサザーランドの「掘り続ける」
という忠告に常に従ったのである。
本書は、フルフォード博士による診断・治療方法の知的な伝記であり、臨床的
な紹介である。彼の思想に影響を与えた主要人物と概念を辿るばかりか、
人間のエネルギー場(エーテル体)を見極め、「インテンション」をもって治療する訓
練、問診、身体検査、一般的治療といったフルフォード博士による有効なプ
ロトコルが含まれている。
■主な内容
●PartⅠ 入門的資料
・第1章 業界ーの衝撃
・第2章 唯物論者・生気論者間のジレンマ:生命とは何か?
・第3章 これはオステオパシーのように見えない!生命の旅
●PartⅡ 影響
・第4章 哲学から方法論へ:人間の構造
・第5章 人間の科学的実証
エネルギー場――フルフォードと同時代の人々
・第6章 最初の呼吸を含む、呼吸の重要性
●PartⅢ フルフォードの仕事
・第7章 フルフォード博士の診断
・第8章 フルフォード・スタイルの治療
・第9章 補助的な療法
●PartⅣ 医学の未来の方向性
・第10章 拡張されたオステオパシーの概念:
革新的な医学と科学に遅れをとらないこと
・付録A 核心的な声明
・付録B 同業者に対するフルフォードの最後のプレゼンテーション一日目
・付録C 同業者に対するフルフォードの最後のプレゼンテーション二日目
・付録D フルフォード博士の症例ファイルから抜粋
・付録E 日々の補助的なエクササイズ
・付録F 参考文献申込み
ザカリー・コモーについて…
ザカリー・J・コモーD.O.,F.A.A.O.は、ウェスト・ヴァージニア・スクール・オブ・オステオパ
シック・メディシンの準教授である。
コモーD.O.は、ロバート・フルフォ
ード博士の仕事の重要性を理解するのに特に適した立場にいた。フルフォ
ード博士の最期の数年間、彼はたびたびフルフォード博士と共に過ごした。
晩年のフルフォード夫人の主治医でもあり、またフルフォード博士の死後数カ
月間に博士のノートや研究論文、参考書籍に接しており、コモーD.O.は彼の思
想と方法に対して拡張的な見解を捧げ、生理学的な研究を追求している。
手技目録