『経方医学』の処方の働きを理解するには各生薬が担う役割を理解する必要がある。各生薬のベクトル性を強調する薬論は、『経方医学』を読むための不可欠の知識。本書は、傷寒金匱方を中心とする全118 味について、各単味ごとに『神農本草経』と『名医別禄』の関連条文を挙げ、「効能」「作用する場所」「処方」「参考項目」の各項目を設けて丁寧な解説を加える。